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「かかりつけ医」講演会

  • 執筆者の写真: 支え合い会議
    支え合い会議
  • 11月27日
  • 読了時間: 2分

支え合い会議高島平 構成員の水谷利江です。

 

◎「かかりつけ医」について講演会開催

11月27日(木)に高島平区民館ホールにて「あなたの『かかりつけ医』って?」というテーマで、板橋区役所前診療所院長 島田潔先生をお招きして、講演会とグループワークを行いました。

 浅川構成員より、まず講演会の目的が話されました。本協議体で作成したエンディングノートの<かかりつけ医>の項目をどう捉えていいのか、定例会の中で疑問が出され、24時間体制で訪問診療に30年の長きにわたり携わっていらっしゃる島田先生からお話をお聞きしたいということになったとの説明がありました。

 島田院長は、大学卒業後、大学病院などで主に循環器疾患の診療に当たられる中で、2割ほどの患者さんが外来予定日に来院されず、その後救急搬送される姿を目の当たりにされ、27才で訪問診療を立ち上げられたとのことでした。

 現在では、10名以上の医師と医療スタッフとともに、外来診療も含め、在宅医療を行っていらしゃいます。

 現在、厚生労働省と日本医師会で「かかりつけ医」の統一した定義は決まっていないとのことですが、平均寿命と健康寿命の差が男性で8.52才、女性で11.68才ある中、いろいろと相談でき、必要に応じて専門医や病院に紹介してくれる「かかりつけ医」は大切であるとのお話でした。

 どのように「かかりつけ医」を探したら良いかとのお話には、人間なので相性ということも大切なので、区民検診を受けるなどで、感触を確かめるのも1つの方法だとの提案を頂きました。

 さらに、今は患者に納得のできる、説明ができること。時代の情勢の分かる医師が求められているとのことも伺いました。

 会場には高齢者を中心に66名余りの方が参加され。地域住民の関心の高さがうかがえました。

 参加者にとって、命を預けるお医者さんへの関わり方の学習ができる講演会となりました。

 島田院長の若々しくエネルギッシュなご講演とワークシート作業、会場のリードに地域医療を支えていただいている頼もしさを感じました。

 

◎第92回協議体開催

定例会終了後、令和8年1月27日(火)開催の「第4回助け合い支え合い地域づくりセミナー」(主催第一層協議体)での「支え合い会議高島平」の取組について話し合いを行いました。

 

次回開催は令和8年1月9日(金)です。


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