支え合い会議高島平では、2017年10月以来、毎月会議を重ねてきました。
しかし、「コロナ自粛」により、2020年2月14日以降は休止し、7月14日の第 35 回会議から再開しています。
第35回会議では、自粛中の各々の活動報告と今後の活 動について話し合い、ZOOM会議の導入を決め、今後は板橋区と板橋区社会福祉協議会のコロナ予防ガイドラインに沿って開くことにしました。
8月14日の第36回会議では、構成員の田畑文子・高島平おとしより相談センター所長から、コロナ自粛下での相談・支援業務の現状について報告があり、各々の立場での助け合い・支え合いの重要さを再認識しました。
コロナ収束の予測がつき難い中ですが、「支え合い活動」「ご近所の底力」などの勉強会をしながら活動を進めていきます!
高島平おとしより相談センターからの報告
訪問は控えていましたが、来所された方のご相談には対応させていただきました。相談件数は、4月が例年の3分の1、5月は半分、6月は3分の2ほどでした。
当然、3密を避けて対応はしていましたが、マスクなしで来所される方もいました。このため6月までは、現場の職 員たちは感染へのストレスがかなり高い 状態で勤務していました。
この間、コロナ禍での特別な状況と思われたことがいくつかあります。高齢者ご本人とそのご家族のストレスの問題です。
グループホームに90歳代の親御さんが入所している方からは、オンライン面会でお顔は見ることは出来ても、うまく話せないという相談がありました。半年 近く会えないために、生活の様子がよく 分からず心配をしているとのことでした。
別のご家族からは、入院が必要な状況だが、入院してしまうと会えなくなる。このまま入院したら、一生会えないかもしれない。不安なので入院させたくない と言うお話もありました。
また、最近では精神状態が不安定になってきたためか、盗聴されているとか、コロナに罹かっているのではないかなど の精神科的な相談が増えてきています。
コロナ禍による自粛ムードが長期化しているせいでしょうか、ストレスへの対処が必要です。
(所長・田畑文子)
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